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アルビJ1残留に黄信号 攻守でチームとしての方向性が見えない“完敗”

[ 2025年5月19日 04:00 ]

明治安田J1第17節   新潟1-2岡山 ( 2025年5月18日    シティライトスタジアム )

試合後、サポーターにあいさつする新潟の選手たち
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグが18日に行われ、新潟は岡山に1―2で敗れ、2試合ぶりの黒星を喫した。前半10分にFKから先制を許したが、同15分にショートカウンターからMF長谷川元希(26)が2試合連続となるゴールを決めて同点。しかし、後半13分にPKを与えて勝ち越された。順位は19位のまま。次節は25日、ホームで湘南と対戦する。

 J1残留へ、黄色信号がともった。守備はセットプレーから2失点で、攻撃も相手のシュート14本に対し5本。何より1―2の点差以上に内容に差があった。チームの方向性が見えない完敗。樹森監督は「やりたいことが、ほとんどできなかった…」とうなだれた。

 相手がハイプレスをしてくることは分かっていた。ただ「どうやって(プレスを)剥がすかが曖昧だった」とGK吉満。後ろはパスをつなごうとするが、前線は裏を狙ったりサイドに張ったりで距離感が遠く、前進できない。押し込まれ続けてファウルを犯し、失点する悪循環に陥った。

 「岡山の選手から“新潟らしくない”と言われたのが悲しい。今までのサッカーが出せなくなっているのは事実」。ピッチの選手が共通理解を持ってプレーできておらず、DF舞行龍も悔しさをにじませる。1試合、消化は少ないものの16試合を終えて勝ち点13のままで19位。勝ち点差6で追っていた岡山とは9に開いた。残留圏内の17位・横浜FCとの差も5。いよいよ状況は苦しくなってきた。

 試合後、敵地に駆けつけたサポーターから「強化部、出てこい!」などの声が上がり、寺川能人強化本部長(50)がサポーターの前に立つ場面もあった。その後に対応した同本部長は「現実的に苦しくなってきた中で勝つためのサッカーを求めているという(サポーターの)思いを受け止めた」とコメント。現段階で監督人事など大幅なてこ入れについては否定したが「(勝ち点を)もって来られないのは、足りないところがある。そこは突き詰めないといけない」と言い、今夏の補強については「やれることはやる」とした。

 中2日で21日にはルヴァン杯東京V戦、そこから中3日で25日には次節・湘南戦と試合は続く。「今必要なのは徹底すること。やるしかない。次の試合で示すだけ」とDF堀米主将。とにかく、チーム一丸で勝ち点を積み重ねていくしかない。(西巻 賢介)

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