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新潟 GK吉満大介「攻撃が最大の防御」 攻守で積極性高めるため奮闘

[ 2025年5月15日 04:00 ]

攻撃的な姿勢を貫き、無失点で勝利をつかもうと意気込む新潟・吉満
Photo By スポニチ

 2勝7分け6敗で19位に低迷するJ1新潟はオフ明けの14日、新潟・聖籠町のアルビレッジで18日のアウェー岡山戦へ向け練習を再開した。4戦連続でゴールマウスを守っているGK吉満大介(32)は、勝ち点3を上積みしようと攻守で積極性を高めている。J1の舞台にも慣れたチーム最年長GKは、度胸と声で最後方からチームを鼓舞する。

 J1デビューした第12節の柏戦からピッチに立ち続け、勝ち、負け、引き分けの全てを経験した吉満には、勝ち点3への道筋が少しずつ見えてきている。「もっとボールを持ちたいし、チャンスメークができたら。攻撃が最大の防御」。ビルドアップの第一歩目としての役割を果たすため、高い意識で臨んでいる。

 1―1で引き分けた前節の浦和戦は最後方でボールを保持し、落ち着かせるシーンが目立った。キープするのは「練習試合のようにぱっと(パスを)出していた」と振り返る柏戦から成長を実感する部分。味方の疲労や立ち位置、試合の状況を読み、あえて時間を使っている。「コジもやっていた」と昨季まで不動の守護神だった小島(現柏)にも共通しているプレーだ。

 キープする狙いは相手を食いつかせるところにもある。GKを入れて相手よりも数的優位の状況をつくるのがチームのビルドアップの特長。ただ、ここ数試合はロングボールでプレスを回避することも多く、GKまで相手が来ないと感じた。いい攻撃につなげるビルドアップには、リスクは承知の上で「僕に来てくれないと始まらない」と言い、積極的にボールを持つことで相手を誘うつもりだ。

 「ブレたら負け」と語気を強め、新潟らしい攻撃的な戦いを貫くためにも、守備での隙はなくさなければならない。前節は守備の枚数がそろっていながら、浦和のFW長倉にクロスを合わせられて同点ゴールを許し「僕のコーチングが悪かった」と反省する。常に首を振り続けて味方の表情もチェックして指示を出しているが、さらなる徹底を図る。

 「“ミツ、また言っているよ”とイラッとする選手もいるかもだけど、言わないと。一番、見えているから」と吉満。嫌われてもいい。勝ち点3のため、仲間を熱く鼓舞する。(西巻 賢介)

 ○…第10節の横浜FC戦で右膝の内側を痛めて離脱していたFW谷口が、約1カ月ぶりに練習に完全合流した。患部にはテーピングが施され、コンディションは5割程度だというが「フルメニューをこなせたのは大きい」と笑みを浮かべ「早く復帰して、勝利とゴールにつながるプレーをしたい」と決意。昨季10ゴールでチーム得点王の復帰は、試合を決定づける2、3点目が欲しいチームにとって大きい。

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