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セレッソ、今季初の3連勝 FWハットンが母、妻にささぐV弾 

[ 2025年5月12日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第16節   C大阪1-0横浜M ( 2025年5月11日    ヨドコウ桜スタジアム )

 横浜Mに勝利し、サポーターにあいさつするC大阪イレブン=ヨドコウ
Photo By 共同

 明治安田J1リーグは各地で7試合が行われ、C大阪は横浜Mに1―0で競り勝ち、今季初の3連勝で7位に浮上した。前半24分にFWラファエル・ハットン(29)が今季6得点目となる先制のV撃。観戦した家族に勝利とゴールをささげた。首位鹿島は川崎Fに2―1で逆転勝ちし、連勝を6に伸ばした。京都は1―1で名古屋と引き分け。広島は1―0でG大阪に競り勝ち、3連勝とした。

 3連勝の立役者はハットンだ。観戦する家族の前で前半24分に先制のV撃。ポストプレーや背後への抜け出しで何度もチャンスを演出した。ヒーローになった背番号9は妻のパウラさん(31)へ感謝の言葉を口にした。

 妻が母国ブラジルで乳がんの治療を終えて9日に来日し、この日は5歳の娘・ラウラちゃんを抱いて試合を見守った。「僕が来日した時はまだ妻は治療中だった。彼女を不安にさせてしまったが、がんと闘っていることを思うと自分も頑張らなければいけない。弱い姿は見せられない。そこが励みになった」。妻子に勝利を届け、「一生忘れない試合。特別な日になった。母の日で、自分の母と自分の妻にプレゼントできた。そんな一日だったと思います」と喜びに浸った。

 パスを細かくつなぐスタイルが機能。前線の選手が何度も動き直してボールを引き出し、相手を翻弄(ほんろう)した。パパス監督は「うまく攻撃を組み立てられた。選手たちを褒めたたえるしかない」と上機嫌だった。J1でのホーム横浜M戦は12戦負けなしで、7位に浮上。心優しきブラジル人FWがチームをさらに押し上げていく。
 (千田 篤史)

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