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神戸はFW大迫2発でドロー 試合後は「ファウル基準とACL」に物申す

[ 2025年2月22日 19:08 ]

明治安田生命J1リーグ第2節   神戸2―2名古屋 ( 2025年2月22日    豊田スタジアム )

神戸FW大迫勇也
Photo By スポニチ

 神戸は開始早々の20秒にFW大迫勇也(34)がゴールを揺らした。しかしVARでハンドを取られて幻に。試合後は「自分の感覚的には肩だった気がするんですけど」と振り返った。後半、先に失点して名古屋を追う展開になって大迫が輝いた。25分は右CKをDFマテウス・トゥーレル(25)が頭で触って大迫の同点弾を呼ぶ。30分にはFW佐々木大樹(25)がロングボールをヘディングで競り勝って大迫につなぐ。大迫はペナルティーエリアで一度切り返して相手DFを振り切ると逆転ゴールを決めた。

 神戸の3トップは名古屋守備陣の激しいマークに遭った。今季から“ヨーロッパ仕様”の判定を“うたい文句”に主審の笛がなかなか鳴らない傾向にある。この試合も両軍の選手がファウルをアピールするシーンが目立った。特に後半21分にFW武藤嘉紀(32)が倒されると珍しく激高。「足を蟹ばさみされて、着地が悪ければ前十字を切っていた」というラフプレー。名古屋のDF宮大樹(28)にはイエローカードが出されたが、見過ごされたファウルが多かったことでこのプレーが呼び起こされたとも言える。

 大迫は「Jリーグの基準、ファウルがファウルでないことが多いので。本当にJリーグ、大丈夫かなって僕自身は思っています。ファウルはファウル。(手を使って倒せば)プレミアでもファウル。ファウルの線引きをしてくれないと。全選手がストレスをためてます」と警鐘を鳴らした。神戸はこの試合も前半20分にDF本多勇喜(34)が負傷交代するなど、故障者が増えている。「故障者はいずれ戻ってくる」と大迫は話したが、取り返しのつかない大ケガになることを懸念しての発言だ。

 神戸の担当者が囲み取材を終えようとしたところで、大迫は自ら「ACLのこと、話さなくていいですか」と取材対応を継続。神戸はACLEのリーグステージを3位で終えたはずだったが、山東泰山が最終戦を棄権したことで、その対戦成績は抹消された。神戸は勝ち点3を失って5位に後退。決勝トーナメントの戦い方に影響が出ている。「Jリーグとクラブはしっかり抗議してほしい。8試合は何だったんだって気持ちは、もちろんある。今後2度とないようにはっきりしてほしい」と努めて冷静な口調で話した。誰かが言わないと…。「仕方ない」では終わらせない。大迫は最後まで“半端ない正論”で訴えた。

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