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鳥栖 終了直前の悲劇… 勝ち越し点奪われ、最下位転落 川井監督「申し訳なく思う」

[ 2024年4月15日 06:30 ]

明治安田生命J1第8節   鳥栖1ー2G大阪 ( 2024年4月14日    パナスタ )

<G大阪・鳥栖>前半、先制ゴールを決め喜ぶ鳥栖・長沼(撮影・長嶋 久樹)
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 鳥栖はG大阪に1―2で逆転負け。6試合勝ちなしで最下位に転落した。前半41分にFW長沼洋一(27)のゴールで先制したが、退場者を出すなど10人での戦いを強いられ、後半終了間際に勝ち越し点を奪われた。

 波に乗れないチーム状況を表すような敗れ方で鳥栖が最下位に転落した。1―1で引き分け目前の後半アディショナルタイム9分に勝ち越し点を奪われた。

 後半は数的不利の中、必死に守っていたが踏ん張りきれなかった。6戦勝ちなし(5敗1分け)と厳しい状態に川井監督は「サポーターに申し訳なく思う」と声を落とした。

 明るい材料もあった。14日が27歳の誕生日だった長沼が前半41分に右サイドのクロスに頭でねじ込んだ。昨年10得点を挙げた中で今季初得点に「ちょっとほっとした」としつつ、「得点よりも失点。後半は耐えるしかなかった」と無念の表情だった。

 12年にJ1昇格してから粘り強くカテゴリーを守ってきたが、川井政権3年目にしてピンチを迎えている。

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