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新潟・鈴木 今季初ゴールを 13日ホーム札幌戦「結果を出せるように準備したい」

[ 2024年4月12日 05:00 ]

札幌戦で今季初ゴールを狙う鈴木
Photo By スポニチ

 J1新潟は11日、聖籠町のアルビレッジで非公開練習を行い、あす13日のホーム札幌戦に備えた。右太腿のケガが癒え、2月24日の鳥栖戦以来の出場を狙うFW鈴木孝司(34)は、攻撃の厚みを勝利のポイントに挙げ、今季初ゴールへの意欲を見せている。

 1月の温暖な沖縄でのキャンプから、順調に体をつくり上げてきた鈴木。開幕戦の鳥栖戦は先発に名を連ね、1アシストをマークした。後半14分にはオフサイドにはなったものの、自陣からつないだパスに抜け出し、ゴールネットを揺らした。

 「いい動きができた」。コンディションにも味方との距離感にも手応えを感じていただけに、2月下旬の練習で右太腿を痛めたことに悔しさが募る。それでも焦らずに状態を上げ、練習には3月下旬に完全合流した。

 2節以降の試合を見て、攻撃面でゴール前の人数の少なさを感じている。「リスクを冒さないと点は取れない」。逆サイドの選手がゴール近くに進入するなど、勝負どころで厚みのある攻撃を仕掛ける重要性を説く。

 前節対戦したC大阪は古巣。旧知の選手らと話し、「新潟はうまいけれど怖くない」と言われた。「どうなったら怖いのか。どうやったらもっと人数をかけ、ペナルティーエリア内に入れるか。本当にてっぺんを目指すのであれば、そういったところは改善しないと」と危機感を口にする。

 自身の今季初ゴールに意欲を見せつつも「誰が点を取ってもいい」と、まず求めるのはチームの勝利。「出た時にはチームの状況、雰囲気を変えて、結果を出せるよう準備したい」と頼もしく言い、札幌戦へ照準を合わせている。(西巻 賢介)

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