J1初昇格町田が前岡山代表取締役・鈴木徳彦氏をフロント招へい　都内でのプレゼンス向上へ手腕期待

鈴木徳彦氏
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　今季J1に初昇格したFC町田ゼルビアが、かつてFC東京の強化部長を長く務め、今月下旬にJ2ファジアーノ岡山の代表取締役を退任した鈴木徳彦氏（65）をフロントに招へいしたことが、29日までに分かった。

　鈴木氏は慶大を卒業後、FC東京の前身である東京ガスで選手として活躍。引退後は慶大に戻り、現Jリーグチェアマンの野々村芳和氏らを指導した。その後はFC東京のJリーグ加盟に尽力し、強化部長として手腕を発揮。水戸、大宮、岡山でも強化責任者を歴任した。

　今月限りで退団した岡山では、現町田の強化責任者である原靖フットボールダイレクターとともにチーム強化にあたっていた。

　関係者によると、町田がクラブとして東京都でのプレゼンスを高めていく中で、都内に幅広いパイプを持つ鈴木氏の手腕に期待。クラブ運営におけるアドバイザー的な役割を任せる方針だという。