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後半にまさか… 京都は前半2点リードを追いつかれて勝ち点2を“失う”

[ 2024年3月29日 22:27 ]

明治安田J1リーグ 第5節   京都2―2東京V ( 2024年3月29日    味の素スタジアム )

京都FW豊川雄太
Photo By スポニチ

 前半と後半で、違う試合のようだった。京都は前半に鮮やかな攻撃で2点をリードしながら、後半に全て吐き出して引き分け。勝ち点2を“失う”形となった。

 前半22分、FW豊川雄太がペナルティーエリア手前でロングボールをうまくトラップ。右足で無回転シュートを放ち、強烈なゴラッソをゴール右に突き刺して先制した。4分後にはFW原大智が今季初得点をマーク。完全に主導権を握って後半に突入した。

 ところが、追加点をなかなか奪えないもどかしい展開が続くと、後半35分にはU―23日本代表FW染野唯月にPKを献上して失点。同48分にも染野に押し込まれて、勝ち点3目前で勝ち点1に。勝敗を五分に戻せなかった。

 それでも5試合を終えて勝ち点5は、悲観する結果ではない。チョウ貴裁監督は「前半はパーフェクト。あの展開で3点目、4点目を取れるチームを目指していきたい。2―2で終われたのはネガティブなことじゃない」と前向きに振り返った。主将を務めるU―23日本代表MF川崎颯太は「リードした時の守り方というのは、もっと磨かないといけない」と改善を誓った。

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