元なでしこ・川澄奈穂美　現役初JFA常任理事就任　理事会で内定承認

川澄奈穂美
Photo By スポニチ

　11年女子W杯ドイツ大会優勝メンバーで、現在はWEリーグ・新潟所属の元なでしこジャパンMF川澄奈穂美（38）が、日本サッカー協会（JFA）の新理事に就任することが7日、内定した。

　この日の理事会で、新会長に内定している宮本恒靖専務理事（47）ら他の理事予定者14人とともに承認された。任期は正式決定する評議委員会が行われる今月23日から2年。

　現役選手の理事就任は、94年に特任理事を務めた加藤久氏（67）以来で、常任理事はJリーグが発足した93年以降では川澄が初のケースとなる。

　また、3月末で退任する反町康治技術委員長（59）の後任には、現在JFAユースダイレクターを務めている元U―20日本代表監督の影山雅永氏（56）が就任することも内定した。