横浜・キューウェル監督、ACLへ手応え示す　FW西村離脱も「空いたポジションを誰がつかむか」

横浜・キューウェル監督
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　横浜F・マリノスは9日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）決勝トーナメント1回戦・バンコク・U戦（14日、タンマサート・スタジアム）に向け、神奈川県横須賀市内のチーム施設で全体練習を行った。

　今季から指揮を執るハリー・キューウェル監督（45）は練習後の取材に応じ「（1月の）宮崎キャンプから今日まで凄くいい状態でやっている。ケガ人も回復に向かっている」と手応えを口にした。

　チームは前日8日、FW西村拓真（27）が海外クラブへの移籍を前提とした準備のため離脱すると発表した。今季初戦を前に貴重な戦力が抜けてしまうが、指揮官は「欧州へ行くことができるチャンスをつかんだ。彼にとっていいこと」と後押し。続けて「空いたポジションに他の選手が入ってくる機会でもある。誰が、そこをつかむのか。抜けた穴を“俺が埋めていくんだ！”っていう選手がどんどん増えていくことが重要だ」と、さらなる奮起を促した。

　ACLでのアジア初制覇はもちろん、今季は2年ぶりのリーグ王者奪回を目指す。キューウェル監督は「（ACLまで）残り、数日間の練習がある。しっかり準備して臨みたい」と語った。