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FC東京 ウニオン・ベルリンからMF遠藤渓太を期限付きで獲得

[ 2024年1月7日 20:13 ]

MF遠藤渓太
Photo By スポニチ

 FC東京は7日、ドイツ1部ウニオン・ベルリンの元日本代表MF遠藤渓太(26)を期限付きで獲得したと発表した。期間は24年12月31日までの1年間。

 横浜の下部組織出身の遠藤は、高い技術を誇る右利きのドリブラー。19年にはキャリアハイの33試合7得点をマークし、その活躍が認められ20年7月に海を渡った。だが海外ではなかなか真価を発揮できず、ドイツ2部ブラウンシュワイクに期限付きで加入した今季もここまで出場わずか6試合。今冬での移籍を模索する中、Jクラブでは唯一となる熱烈なラブコールを受けたFC東京入りを決断した。

 クラモフスキー監督には横浜時代の18~19年にコーチとして指導を受けており、遠藤にとってはプラス材料。19年に年間MVPと得点王に輝いた仲川とのマリノス両翼コンビが来季、FC東京で復活することになる。期待はもちろん、話題性も十分だ。

 今季6年ぶりの2桁順位となる11位で終了したFC東京だが、今オフは大型補強に成功。今季はかつてない強力攻撃布陣でJ1初制覇を目指す。

 ◇遠藤 渓太(えんどう・けいた)1997年(平9)11月22日生まれ、横浜市出身の26歳。横浜の下部組織出身で16年にトップ昇格。19年には33試合7得点でチームの15年ぶりリーグ制覇に貢献。20年7月にドイツ1部ウニオン・ベルリンに期限付き移籍し、21年4月に完全移籍。22年7月にドイツ2部ブラウンシュワイクに期限付き移籍。日本代表は各年代で選出され、19年のE―1選手権でA代表デビュー。国際Aマッチ出場2試合で得点なし。1メートル75、66キロ。利き足は右。

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