町田　東京五輪正GK谷晃生獲得決定的　G大阪からベルギー2部期限付き移籍も国内で再出発

GK谷晃生（写真はG大阪時代）
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　J1に昇格した町田が新戦力として、G大阪からベルギー2部デンデルに期限付き移籍中のGK谷晃生（23）を獲得することが5日までに決定的となった。

　G大阪の下部組織出身の谷はトップチーム昇格後に湘南に期限付き移籍し、3年間でJ1通算90試合に出場。21年東京五輪で当時20歳ながら日本の正GKとして全6試合に出場し、22年7月のE―1選手権でA代表デビューを果たした。昨年G大阪に復帰し、8月から初の海外挑戦も、定位置をつかめずリーグ戦1試合出場にとどまっている状況。町田からオファーを受け、さらなる成長と日本代表定着へ、新たな国内クラブからの再出発を決断したとみられる。

　今季がJ1初挑戦となる町田は、昨季J2で31試合に出場したポープ・ウィリアムの横浜移籍が有力。新たな戦力として、水戸GK山口瑠伊の獲得が決定的となっている。若き即戦力GKのさらなる加入で、競争激化は必至の状況だ。

　◇谷　晃生（たに・こうせい）2000年（平12）11月22日生まれ、大阪府出身の23歳。G大阪の下部組織から高3の18年にトップチーム昇格。20年から22年まで湘南へ期限付き移籍。1メートル90、87キロ。利き足は右。