なでしこ池田監督　来夏のパリ五輪へ年齢関係なし「戦える選手は上のカテゴリーに」　

会見する池田太なでしこジャパン監督（撮影・篠原岳夫）
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　女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督が18日、都内で取材に応じ、世代別代表にカテゴライズされる年齢の選手のA代表招集について「年齢に限らず、能力によってなでしこで戦える選手は上のカテゴリーになると思う」との考えを示した。

　来年はなでしこジャパンが2月にパリ五輪アジア最終予選の北朝鮮があり、勝ち抜ければ7月25日から8月10日まで本大会で激闘を繰り広げることになる。一方、U―20代表は3月3日から同アジア杯があり、上位4チームに入れば8月31開幕の同W杯コロンビア大会に臨む。

　なでしこジャパンとU―20代表を行き来することになれば、所属チームとの折衝やコンディション面の調整の難易度は跳ね上がる。池田監督は「オーバーロードにならないようにしないといけないこと、所属チームとのコミュニケーションも必要になる」とし、「選手の成長などを考えて（A代表かU―20代表かで）何が一番良いのかは考えていく要素の一つ」と強調した。

　11月から12月にかけて行ったブラジル遠征のメンバーでは、FW藤野あおば（日テレ東京V）、MF谷川萌々子、DF古賀塔子（ともにJFAアカデミー福島）がU―20女子日本代表でプレー可能となっている。