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神戸 横浜GKオビ・パウエル・オビンナ獲りへ 交渉は大詰め

[ 2023年12月17日 05:00 ]

横浜のオビ・パウエル・オビンナ
Photo By スポニチ

 今季リーグ初優勝を成し遂げた神戸が横浜GKオビ・パウエル・オビンナ(25)を獲得することが16日、濃厚となった。複数の関係者によると完全移籍で、細部の条件を詰める段階という。

 ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれた1メートル93の大型守護神は、身体能力を生かしたシュートストップが武器。今季はリーグ2試合出場にとどまったが、各世代の日本代表に選出されるなど高いポテンシャルを持っている。今オフは複数クラブによる争奪戦が展開されていた。

 神戸は今季フル出場の日本代表GK前川黛也が君臨するものの、来季はACLエリート出場が決定。選手層の拡充は必須で、さらにハイレベルな競争をさせることで互いの成長を促したい考えという。すでに福岡MF井手口陽介にも正式オファー。悲願のアジア制覇へ向けた補強を進めていく。

 ◇オビ・パウエル・オビンナ 1997年(平9)12月18日生まれ、埼玉県大宮市(現さいたま市見沼区)出身の25歳。JFAアカデミー福島―流経大を経て20年に横浜入団。同年夏にJ2栃木に育成型期限付き移籍。翌21年6月に再び横浜から栃木に期限付き移籍し、22年に横浜復帰。J1通算7試合、J2通算31試合。1メートル93、87キロ。右利き。

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