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INAC神戸はハリマに辛勝 決勝点のMF成宮「自分らしさが出たシーン」

[ 2023年12月17日 16:56 ]

第45回皇后杯5回戦   INAC神戸2-1ASハリマアルビオン ( 2023年12月17日    三木総合防災公園陸上競技場 )

INAC神戸・成宮唯
Photo By スポニチ

 皇后杯は5回戦が各地で行われ、WEリーグ勢が登場した。16年度大会以来7度目の優勝を狙うINAC神戸は、ハリマ(なでしこ1部)に2―1で辛勝発進となった。

 前半9分にFW高瀬愛実(33)がヘディングで先制点。その後もボールを握る展開が続いたが追加点が奪えず、逆に後半14分に追いつかれた。

 だが後半36分に途中出場のMF成宮唯(28)が巧みな切り返しから左足で決勝点。「ベンチから見ていて硬さがあったので後半は足を振っていこうと話をしていた。ゴールは最初は右足で打とうと思ったけど、相手がマークに来ていたのが見えた。自分らしさがすごく出たシーン」と笑みを浮かべた。

 今季から指揮を執るジョルディ・フェロン監督は「カテゴリーが下のチームは上位カテゴリーのチームに対してモチベーション高くやってくる。できるだけ早くゴールを決めて、試合を決定付けなければいけなかった」とカップ杯初戦の難しさを口にした上で「でも心配はしていない。チャンスメークはできていた」と強調。「この勝利で流れはさらに良くなっていくだろうし、年内最後の試合になるリーグ戦も勝ちたい」と次戦C大阪レディースとの1戦へ意気込んだ。

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