ソシエダ久保は惜しいFK　CL初ゴール逃すも地元メディアは「しびれるように刺激的」と高評価

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグD組第5戦　   レアル・ソシエダード0―0ザルツブルク （ 2023年11月29日    スペイン・サンセバスチャン ）

レアル・ソシエダードの久保建英（AP）
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　Rソシエダード（スペイン）の日本代表MF久保建英（22）は0―0で引き分けたホームのザルツブルク戦に後半29分から出場した。既に1次リーグ突破を決め、過密日程の中で先発を外れたが、両チーム無得点の状況からピッチに入ると、右サイドで攻撃を活性化。アディショナルタイムにはゴール前20メートルあまりの位置で自らFKを獲得し、ゴール左上を狙った鋭い一撃は相手GKの好守に阻まれて欧州CL初ゴールはお預けとなった。

　試合はそのまま0―0で終了したが、地元メディアは久保に関して好意的な評価。ムンド・デポルティボ紙は「しびれるように刺激的だった。彼の存在感で全てを変え、直接FKはGKにセーブされたものの、もう少しでゴールだった」と称えた。エル・デスマルケ紙も「右サイドで勢いを取り戻すためにピッチに入り、ソシエダの攻撃にスピードを与えた。奇跡のゴールとはならなかったが、素晴らしい直接FKを放った」と指摘した。