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川崎FがACL開幕5連勝で日本勢決勝T進出一番乗り 5発快勝に鬼木監督「素晴らしいもの残してくれた」

[ 2023年11月28日 21:51 ]

アジアチャンピオンズリーグ・1次リーグI組第5節   川崎F5―0ジョホールDT ( 2023年11月28日    等々力陸上競技場 )

<川崎F・ジョホールDT>後半、ゴールを決めたダミアン(手前)=撮影・小海途 良幹
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 東地区I組の川崎FがホームでジョホールDT(マレーシア)に5―0で大勝し、開幕5連勝で組内1位を確定させた。これで日本勢一番乗り、クラブ2季ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。

 開始早々の前半8分、右サイドでDF大南拓磨がDF山根視来とのワンツーから中央に折り返し、左の大外で待ち構えたMF家長昭博のゴールで先制した。家長はG大阪時代の06年3月以来、ACLでは実に17年ぶりの得点。家長は後半5分にも右クロスで、FWダミアンのチーム2点目をアシストした。

 後半15分には、山根のクロスからFWマルシーニョが得点すると、小林、山根にもゴールが飛び出し、終わってみれば大量5得点。昨季ACLでも同組で1位突破を許した相手を、終始寄せ付けなかった。

 1次リーグ6戦全勝だった21年に続き、2季ぶりの決勝トーナメントを決めた鬼木監督は「突破がかかった試合で、点差的にも素晴らしいものを残してくれた。きょうの試合は突破することが一番重要で、気持ちのこもったプレーもあったし、(多くの)ゴールでサポーターにも喜んでもらえたと思う」と選手を称えた。チームは来年の決勝トーナメントで、悲願のアジア王者を目指し歩みを進める。

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