×

J2甲府 29日にACL1次リーグでメルボルンCと首位攻防戦 首位突破へ関口主将「非常に大事な一戦」

[ 2023年11月28日 18:19 ]

 J2甲府は29日に1次リーグでメルボルン・シティー(オーストラリア)と国立競技場で対戦する。

 9月20日のアウェーでの一戦は0―0で引き分けた。甲府はここまで勝ち点7でメルボルン・シティーと並び、総得点差でメルボルン・シティーを上回って首位に立つ。甲府がメルボルン・シティーに勝利し、勝ち点6で3位のブリーラム(タイ)が勝ち点3で最下位の浙江(中国)に敗れれば、甲府の首位通過が確定する。

 28日に国立競技場で行われた公式会見に出席した甲府の篠田善之監督は「J1昇格を目指してやってきたが、プレーオフまで行けずに終わってしまって非常にショックを受けて悔しい気持ちを持っている。成し遂げられなかったJ1昇格をACLにぶつけようとトレーニングに集中して、選手も応えてくれた。難しい期間だったが、しっかりトレーニングを積んで全員がいい状況で迎えられている。少しゲーム勘から離れているが、キックオフからボケることなく入れるようにしたい」とコメント。主将のDF関口正大も「グループステージ突破に向けて非常に大事な一戦になる。J1昇格に届かなかった悔しさをホームの国立でぶつけて、今季日本でできる最後の試合を勝利で締めくくりたい」と言葉に力を込めた。

 メルボルン・シティーは98~99年に広島でプレーしたアウレリオ・ビドマー氏が11月1日に監督に就任。国立競技場で同じく前日会見に臨んだビドマー監督は「日本の食文化、生活は素晴らしい国だと思っている。帰ってこられてうれしい。とても素晴らしいスタジアムで試合ができることをうれしく思う」とし、試合に向けては「(勝ち点)7ポイント同士で両チームにとって重要な試合になる。非常にタフな試合になることが予想される」と意気込んだ。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年11月28日のニュース