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シュタルフ悠紀リヒャルト氏がU―20タイ代表監督就任へ 今季途中までJ3長野で監督

[ 2023年11月27日 04:00 ]

シュタルフ悠紀リヒャルト氏
Photo By スポニチ

 今季途中までJ3長野の指揮官を務めたシュタルフ悠紀リヒャルト氏(39)がU―20タイ代表監督兼U―20ブリーラム・ユナイテッド監督に就任することが26日、分かった。近日中に正式発表される。

 シュタルフ氏はドイツ人の父と日本人の母を持つ頭脳派指揮官で、効果的なスプリントと運動量を求める『賢守』と長短パスを駆使した多彩な攻撃戦術が持ち味。19年に当時J史上最年少34歳でJ3YS横浜監督に就任し、最後は力負けしたものの今季は天皇杯2回戦で神戸を苦しめた。

 U―20タイ代表は、25年U―20W杯出場が目標。そこへ向けたチーム作りだけではなく、タイ代表監督に就任した石井正忠氏との連係強化も期待され、26年北中米大会での同国初のW杯出場に尽力していく。

 ◇シュタルフ悠紀リヒャルト(しゅたるふ・ゆうき・りひゃると) 1984年(昭59)8月4日生まれ、西ドイツ(当時)のノルトライン・ヴェストファーレン州ボーフム出身の39歳。1989年に日本移住。高校卒業後はFCチューリッヒ(スイス)入団。その後はドイツやアメリカなどで計11カ国でプレー。引退後は19年にJ3YS横浜監督を務め21年はJ3で8位に導く。22年からJ3長野監督。1メートル83、79キロ。

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