ACL日本勢唯一開幕4連勝の川崎F　次戦ジョホールDTに引き分け以上で突破も大南「勝って決める」

ACL第5戦のジョホールDT戦前日会見で意気込む川崎F鬼木監督（左）とDF大南
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　アジア・チャンピオンズ・リーグ（ACL）1次リーグで、日本勢4チームで唯一開幕4連勝しているI組首位の川崎Fは28日、第5戦でホーム等々力にジョホールDT（マレーシア）を迎える。川崎Fは引き分け以上で、2季ぶりの決勝トーナメントが決まる。

　27日に公式会見が開かれ、鬼木達監督とDF大南拓磨が出席した。鬼木監督は「4連勝という形で、自分たちで（1次リーグを）突破できる状況を作り出せたことをうれしく思っている」と選手の頑張りを称え「あすが実質の（全ての公式戦で）ホーム最終戦。それにふさわしい熱い試合をして、自分たちのミッションをクリアしたい」と意気込んだ。

　大南は10月下旬のACLで負った左足首の故障から、24日のJ1鹿島戦で公式戦復帰。チーム公式戦7試合ぶりとなる無失点に貢献した。「ホーム最後の試合なので、しっかり勝って自分たちの力で突破を決めたい。攻撃に特長のある選手が多いので、自分たちが攻撃の時間を長くできるようにボールを保持していく」と、主導権を握ることを誓った。

　I組は川崎Fが勝ち点12で頭一つ抜けており、2位の蔚山（韓国）と3位のジョホールDT（マレーシア）が勝ち点6で追う。ACLは東地区の5つの組から各組1位と、2位のうち上位3チームが来年の決勝トーナメントに進出する。