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権田修一「普段は緊張しないのに…」 昨年W杯ではプレッシャーに襲われ「1時間動けなかった」

[ 2023年11月7日 22:22 ]

22年W杯カタール大会1次リーグ初戦、ドイツに勝利し笑顔を見せる(右から)川島、権田、シュミットら日本代表GK陣
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 サッカー元日本代表でJ2清水GKの権田修一(34)が7日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」(火曜後8・00)に出演。日本中が熱狂した昨年のW杯カタール大会で「試合前に1時間動けなかった」というエピソードを明かした。

 権田は昨年のW杯カタール大会で日本代表正守護神として活躍。ドイツ、スペインといった格上の優勝候補を撃破し、日本中を熱狂させた。決勝トーナメントでは初戦でクロアチアにPK戦の末敗れ、惜しくも16強敗退となったが帰国後は各メディアに引っ張りだこ。人気が急上昇し、プロ野球のソフトバンクー中日戦では始球式を務め話題となった。

 番組では「普段は緊張とかしないんですよ。こういうテレビの収録とかでも大丈夫なんですけど、W杯では流石に緊張しました」とコメント。「試合前って3時間半前に最後のご飯を食べるんですよ。その1時間後にチームのミーティングがあって、バスでスタジアムに行くって流れで。(バス移動の)待ち時間1時間ぐらいあるんですけど、その間ずっと同じ姿勢で下を向いたまま動けなかったです。(特に初戦の)ドイツ戦の前は…」とプレッシャーで体が動かなくなってしまったと明かした。

 MCの明石家さんまから「流石にW杯という空気に飲まれたんだ?」と振られると、権田は「もう緊張が凄すぎでした。4年に1度しかないんで、ここで終わってしまうと次はまた4年後になってしまうので。僕は8年前のW杯14年ブラジル大会には行ってたんですよ。18年ロシア大会には参加できなくて、今回のカタールだったので。要は8年間、ここを目指してやってきていたので」と説明。

 続けて「しかもGKなんで僕が点を取られなければ負けない。(その代わり)僕がミスすると失点に繋がるので。ポジティブな事考えたかったのにずっと(マイナスのイメージが)頭の中で巡ってた」と強すぎる想いゆえに“想像を絶する”重圧に襲われたことを話した。

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