×

なでしこジャパン ベトナムに2―0快勝!無傷の3連勝でパリ五輪アジア最終予選進出決めた

[ 2023年11月1日 20:49 ]

女子サッカー・パリ五輪アジア2次予選C組   日本―ベトナム ( 2023年11月1日    ウズベキスタン・タシケント )

ベトナムに勝利し、タッチを交わす清水(左から3人目)らなでしこジャパンメンバー
Photo By 共同

 女子サッカー日本代表(FIFAランク8位)「なでしこジャパン」は1日、ウズベキスタンで集中開催しているパリ五輪アジア2次予選C組第3戦でベトナム(同34位)に2―0で快勝。無傷の3連勝を飾り、同組1位で来年2月の最終予選進出を決めた。

 2大会連続6度目の五輪出場を狙う日本は前半40分、MF宮沢(マンチェスター・U)からのグラウンダーのクロスを右サイドバックのDF清水(ウェストハム)が押し込み待望の先制ゴール。後半8分には途中出場のDF守屋(INAC神戸)が追加点。ベトナムの攻撃を無失点に封じ3連勝。3戦合計11得点無失点と安定した戦いぶりで同組1位突破を決めた。

 2―0と勝利したウズベキスタン(同50位)との第2戦では、最終予選でW杯4位の強豪オーストラリア(同11位)との対戦を避けるべく大勝しないために“消極的なサッカー”を展開したことがネット上で賛否。池田監督は試合後「勝ち点3をしっかり取ることにフォーカスしました。また、それほど多くの点を必要としていなかったのでリスクを負わず2点を取った後はボールを保持する展開になりました。狙いとしては、最終予選でA組1位と当たることになると2戦目がアウェーになりますし、その相手がオーストラリアだと季節が逆転するため暑熱対策もしなければなりません」と説明した。

 2次予選他の組はB組の北朝鮮が2勝1分けで同組2位以上が確定。勝ち点を7としたことで最終予選進出が決まった。A組では連勝発進のオーストラリアが突破濃厚。日本としては最終予選での対戦相手を左右するC組2位通過の可能性を残すウズベキスタンを含めた“2位最上位争い”にも注目が集まる。もしウズベキスタンがインドに勝利し、C組2位通過を決めた場合はB組1位(北朝鮮か韓国)と最終予選で対戦へ。2位通過最上位がA組だった場合は同組1位通過濃厚なオーストラリアと対戦することになる。

 ▽サッカー女子パリ五輪への道 アジアの出場枠は2。日本などFIFAランク上位5チームは1次リーグ免除。2次予選は12チームが4チームずつ3組に分かれて1回戦総当たりで対戦。各組1位と2位のうち最上位の計4チームが最終予選に進む。来年2月に行われる最終予選は2組に分かれたホーム&アウェーで戦い、勝者が出場権を得る。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年11月1日のニュース