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Rソシエダ久保 CL初のMOMに選出 強烈ミドル「決まっていれば王様だったけどね」

[ 2023年10月26日 04:45 ]

欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグD組第3戦   レアル・ソシエダード1―0ベンフィカ ( 2023年10月24日    ポルトガル・リスボン )

シュートを放つ久保(AP)
Photo By AP

 レアル・ソシエダードは24日、ベンフィカを1―0で下し、攻撃陣を引っ張った日本代表MF久保建英(22)がマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。チームはグループ1位で、次節にも1次リーグ突破が決まる。

 最大の見せ場は後半22分だった。右サイドからカットインした久保が左足で鋭いミドルシュート。クロスバーに嫌われたが、敵地をどよめかせた。

 「決まっていれば王様だったけどね」と久保。CL初得点を逃して冗談で悔しさを紛らわせたが、それでもMOMになった。序盤から得点への強い意識をのぞかせ、後半31分に退くまでチーム最多のシュート5本。「CL初得点が欲しかった。少し自己中心的な部分も出たけどこれくらいでいい」と話した。

 久保への評価は開幕3戦連発となる決勝点を決め、過去2戦でMOMだったMFメンデスをも上回った。選考したUEFAの技術観察パネルからは「優れた技術や俊敏性を見せた。ボールを受けるたびにDFを翻弄(ほんろう)した」と絶賛された。

 今季国内リーグは出場9戦でMOMに6度輝いているが、欧州最高の舞台では初。活躍の場を広げ、チームを引っ張る立場で「今夜の我々は全てにおいて優れていたと思う」と振り返った姿には王様の貫禄が漂っていた。

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