ラツィオ、フェイエノールトに1―3完敗　サリ監督「鎌田をプレーさせなかったことを後悔している」

ラツィオの鎌田（AP）
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　日本代表MF鎌田大地（27）が所属するラツィオは25日、欧州CL1次リーグで同FW上田綺世（25）が所属するフェイエノールトと敵地で対戦し、1―3で完敗を喫した。

　フェイエノールトは、上田のライバルでもあるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス（21）が2得点。これを受け、ローマの地元紙「イル・メッサジェーロ」はヒメネスに関する興味深いを記事を掲載している。

　同紙によると、ラツィオのロティート会長が試合後、電話で誰かに対して「何で我々が夏に彼を獲得しなかったんだ？」と叫んでいたという。ラツィオは今夏、スペイン1部ジローナからバレンティン・カステジャーノス（25）を獲得。イル・メッサジェーロ紙によれば、ヒメネスはカステジャーノスの倍の値が付いていたようで、ラツィオにとって「あまりにも高額だった」と指摘している。

　なお鎌田はこの試合でベンチ入りしたものの、出番なしに終わっている。サリ監督は試合後、フェイノールのようなチームに対して技術、フィジカルをどっちを重視する？と問われ、「鎌田をプレーさせなかったことに後悔している。もし技術面を除外すれば、おそらくゲンドゥージのようなタイプの方が適していた」と振り返った。