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34年W杯 日本はサウジ招致支持 田嶋会長、日本開催は「準備ができていなかった」

[ 2023年10月19日 19:13 ]

日本サッカー協会の田嶋会長
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は都内で理事会を開き、2034年ワールドカップ(W杯)開催招致を目指す意向を表明しているサウジアラビアを支持すると決めた。

 田嶋幸三会長によると、日本も34年招致を検討したが、8万人規模のスタジアムを用意するなど設備面をみても現時点で課題も多く、来夏が提出期限の招致ブックを短期間で整えるのが困難と判断した。

 招致には8万人規模のスタジアムが1会場、6万人が2会場、4万人以上が最低11会場必要だという。田嶋会長は「武器があれば真っ向勝負になったかもしれないが、ベースの部分がないので諦めざるを得なかった。準備ができていなかったと思います」と語った。

 近年、サウジアラビアは国内リーグに欧州で活躍したトップ選手が加入するなど、国全体でスポーツに対する盛り上がりを見せている。「カタールW杯の成功は、彼ら(サウジアラビア)をかなり意識させていると感じている。相当な影響力も持っている」と話した。

 ただ、日本が50年までにW杯開催を目指す姿勢に変わりはないことは強調。「出場が48チームになったので1カ国開催は難しい。莫大なお金があるところか共催も視野に入れなければいけない」と話していた。

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