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2030年W杯はスペイン、ポルトガル、モロッコで開催 100周年大会でウルグアイなどでも試合

[ 2023年10月5日 00:30 ]

第1回W杯決勝が行われたウルグアイ・モンテビデオのセンテナリオスタジアム(AP)
Photo By AP

 国際サッカー連盟(FIFA)は4日、2030年W杯をモロッコ、スペイン、ポルトガルで開催すると発表した。24年総会で正式決定となるが、立候補が欧州とアフリカの2大陸にまたがる当該3カ国の共催案のみだったことが4日のオンライン理事会で承認された。

 創設100周年を記念した大会となるため、1930年の第1回大会が開催されたウルグアイに加え、アルゼンチンとパラグアイの南米3カ国で最初の3試合が行われる変則開催となる。W杯が欧州、南米、アフリカという異なる3大陸、さらに6カ国で開催されるのは史上初めてになる。30年W杯に関してはウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイにチリを加えた4カ国が共催を目指していた。

 また、サウジアラビアとオーストラリアが招致に関心を示している34年W杯に関してはアジアかオセアニアで開催する方針が確認された。カタールで開催された22年大会同様に11~12月の有力視されている。


 ◆共催案 30年W杯共催を目指すスペインとポルトガルにモロッコも参加の意向を表明。昨年10月にウクライナ参加案が発表されていたが、ロシアとの戦争に終わりが見えない状況で撤退の見通し。

 ◆招致 30年W杯共催に向けてアルゼンチン、ウルグアイ、チリ、パラグアイの各協会が正式に立候補を表明。スペインとポルトガルも既に共催での立候補に合意し、ウクライナを加える案がある。サウジアラビア、エジプト、ギリシャも共催案も協議している。

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