日本サッカー協会　天皇杯名古屋戦で一部サポーターが違反行為を行った浦和の24年度天皇杯参加資格はく奪

8月2日の天皇杯4回戦名古屋ー浦和戦後の両チームサポーター
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　日本サッカー協会は19日、8月2日の天皇杯4回戦名古屋戦で一部サポーターが違反行為を行った浦和に対し、2024年度天皇杯（天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会）の参加資格のはく奪とけん責（始末書の提出）の処分を発表した。

　日本サッカー協会は8月31日、臨時理事会を開き、浦和の一部サポーター17人に対し、日本国内で行われる全試合を対象に無期限の入場禁止処分、1人には5試合の入場禁止処分を科していた。日本協会がサポーターの処分を行うのは初めてだった。

　浦和は天皇杯で一部サポーターが暴徒化した翌8月3日に独自の処分を決定。サポーターを統括する立場の1人を同日以降の浦和の出場する16試合の入場禁止などとした。その後、クラブはJFAが行っていた映像を用いた事実確認の結果報告を受けるとともに、細部を確認。8月16日には暴力行為12件など、複数の違反行為が確認されたと追加発表していた。