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浦和 新たに判明した違反行為を発表 天皇杯・名古屋戦

[ 2023年8月17日 00:26 ]

<天皇杯 名古屋・浦和>名古屋サポーターと浦和サポーターがもめている最中に名古屋サポーターの横断幕が引き剥がされる
Photo By スポニチ

 浦和は16日、天皇杯4回戦の名古屋戦(2日)でサポーターが立ち入り禁止エリアに侵入するなどした問題で、新たに判明した違反行為を発表した。10日に日本協会主導で映像の細部の確認を双方で実施したもので、警備員を押し倒すなどした暴力行為が12件、罵声を浴びせるなどの威嚇行為が6件、ペットボトル投げ込みなど危険行為が8件、緩衝柵を壊すなどの破壊行為が12件。調査は継続中で、今回判明した25人の行為者数は増減する可能性があるという。

 浦和は公式ホームページに「浦和レッズサポータによる違反行為について(第二報)」として、経緯、違反行為の詳細を公表。事案についての反省とともに、罰則についても「ガイドラインのみに即して罰則を科すという従前からの処分基準を改めるべきというご指摘が大半を占めており、弊クラブ内からも同様の意見が多く挙がっております」と記載。

 そのうえで「クラブとしての姿勢、行動を点検、改善し続けていくことが必要であり、今後に向けて浦和レッズは、処分の厳罰化を始めとした違反行為への処分基準の見直しを行うことが必須であると考えております」と方針を示した。

 具体的な内容については「違反行為者のうち1名は、過去において暴力行為などの違反行為を理由に入場禁止処分を受けていたことがクラブ内の記録から確認されており、そうした事実も重く受け止め、客観性、公平性、継続実現性の担保や法的根拠などを様々な角度から検証し、外部有識者の知見もお借りしながら新たな基準作りにスピード感をもって取り組んでまいる所存です」とし「また、行為者への処分に加え、JFA様から弊クラブへの処分がおって通達されるものと理解しておりますが、そちらにつきましても厳粛に受け止め、再発防止への取り組みは勿論のこと、社内処分も含め誠実に対応していくほか、本事案の全容解明に向け、引き続きJFA様と積極的に連携してまいります」と違反行為撲滅に向けての決意を記した。

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2023年8月16日のニュース