デュッセルドルフ田中碧が4月以来の実戦復帰で決勝アシスト、復活へ第1歩

田中碧
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　サッカーのドイツ2部デュッセルドルフの日本代表MF田中碧（24）は8日、右膝を負傷した4月以来の実戦復帰を果たした。同じドイツ2部のブラウンシュワイク、オスナブリュックとそれぞれ45分の巴戦で対戦するプレシーズンの親善大会フォルクスワーゲン杯でブラウンシュワイクとの第1戦にフル出場。42分に新加入のFWバーメイのゴールをアシストして1―0の勝利に貢献した。実戦出場は右膝内側じん帯を断裂した4月9日のビーレフェルト戦以来。続くオスナブリュック戦を1―1で引き分けたデュッセルドルフが1勝1分けで優勝した。

　田中は負傷からの復帰を目指す一方でドイツ国外を含めた1部クラブへの移籍を希望。Eフランクフルトやブレーメンのドイツ勢に加え、イングランド・プレミアリーグのウェストハムとフラムが関心を示していると報じられている。田中にとってはステップアップを図る中、復活に向けて貴重な機会になったと言えそうだ。

　なお、デュッセルドルフのDF内野貴史はブラウンシュワイク戦でフル出場。ブラウンシュワイクのMF遠藤渓太はデュッセルドルフ戦、オスナブリュック戦ともにフル出場した。