C大阪・香川が好調チームにあえて活入れ　競争意識「もっと欲しい、足りない」

ボールを追うC大阪MF香川真司（右）
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　C大阪は27日、大阪・舞洲で公開練習を行い、元日本代表MF香川真司（34）が30日の福岡戦（ヨドコウ）に向け、好調のチームにあえて活を入れた。

　神戸、札幌と上位クラブに2連勝し、24日の札幌戦（札幌ド）では4―1の大勝。自身も4点目のゴールを決めるなどチームは波に乗るが、だからこそ油断大敵だ。「プロ意識、競争意識は、僕はもっと欲しいし、足りないと思っている。レベル低いヤツは置いていかれるぐらいの勢いでチームがやらなきゃいけない」と厳しく提言。「もちろん、みんな頑張っている」とチームメートに敬意を表しつつも、自身も含めて「もっとやれると思うし、もっと緊張感を生み出してやれば、もっといいサッカーができる」とさらなる向上を求めた。

　福岡には第2節のアウェーゲームで、引き分け目前の後半43分に勝ち越され黒星。「同じ相手に2回負けられないですし、ホームなので勝たなければいけない試合」。首位の横浜とは勝ち点7差。食らいつくためにも落とせない一戦になる。