C大阪・香川が夏場への不安吐露もリーグ後半戦へ「上位に勝ちきる」

練習で汗を流すC大阪・香川真司
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　C大阪は20日、大阪・舞洲で公開練習を行った。24日の札幌戦（札幌ド）から後半戦がスタート。元日本代表MF香川真司（34）は悲願のリーグ優勝へ向け、上位クラブとの対戦での必勝を期した。

　「上位に勝ち切ることであったり、うまくいかないときに負けないことだったり、そういうところの勝負強さを求めていかないと。トップ（同士の）争いで前半戦は負けているわけで、その事実をしっかりと後半戦に生かしていかないと、上には行けない」

　現在6位のC大阪は前半戦、他のトップ8のチームに対して2勝5敗と大きく負け越し。首位の横浜M、3位の神戸には勝利したがいずれもホームゲームで、後半戦は両クラブとの試合はアウェーゲーム。厳しい戦いが予想される。背番号8が危機感を抱くように、上位クラブとの戦いが優勝できるかどうかを左右すると言っても過言ではない。「これから夏場なので心配しかないし、ここ数週間、一気に蒸し暑さと気温が上がっている分、すごい体に反応がきてる」と珍しく不安も吐露したが、そこは百戦錬磨のベテラン。「しっかり食事、睡眠を取る。それが一番、簡単で重要なこと」と、徹底した体調管理で乗り切る。

　24日にはさっそく、トップ8の中に入る8位の札幌とアウェーで激突。4月9日の第7節ではFWレオ・セアラが2ゴールも、一度もリードを奪えず2―3で敗れた。10日の試合前時点で首位だった神戸を前節で破った勢いを保つためにも「勝ち続けないと、チームとしての自信、勢いが生まれないんで、本当に重要な試合」と位置づけ、後半戦スタートダッシュを決める。