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旗手は三笘から改めて刺激 「攻撃から守備への切り替えが早い」

[ 2023年6月18日 05:15 ]

練習中、リラックスした表情を見せる(左から)久保、守田、旗手(撮影・後藤 正志)
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 国際親善試合(20日、ペルー戦)に臨むサッカー日本代表は17日、大阪府吹田市内で練習を公開した。

 旗手は21年東京五輪以来の“競演”となった三笘から、改めて刺激をもらった。

 エルサルバドル戦ではインサイドハーフとして左FWの三笘と何度も好連係を披露。その中で感じたのが三笘の守備力で「攻撃から守備への切り替えが早いと感じる部分があった」と成長を実感した。

 「薫は代表を引っ張る存在。ただそこに甘んじることはなく、対等でいられるようにしたい。目に見える結果を残したい」とペルー戦での得点やアシストを見据えた。

 《最年長・谷口は経験を伝授》
 31歳のチーム最年長・谷口が若手に経験を伝授する役割も担う。昨年のW杯カタール大会以来の招集となった今回の活動でもエルサルバドル戦で代表初得点を決めるなど存在感を発揮。初招集の伊藤敦らに自身の経験を伝えるなどしており「当たり前のことを突き詰めていくことが大事。分かっていることでもコミュニケーションを取って率先してやっていきたい。そういうことも求められていると思う」と話した。

 《相馬は右SBとの“二刀流”継続》
 相馬は引き続き右サイドバックとの“二刀流”を継続する。今季から移籍したカザピア(ポルトガル)では主に右シャドーで起用されたが、15日のエルサルバドル戦では後半開始から右サイドバックでプレー。自身の意向でもあり「(クラブで)相手のDFの逆を突いたり、いろいろなキックができるようになってきたので、自分の良さを出していけたら」と成長ぶりを新ポジションで披露する構えだ。

 《39歳ゲレロ手応え十分》
 ペルーのFWゲレロが日本戦に向けて手応えを口にした。16日の韓国戦で21年10月以来の出場を果たし、アシストで1―0の勝利を支えた39歳のベテランは「いい試合だった。ボールの扱いに秀でたチーム。日本戦へ準備を続けたい」と語った。17日にはセリエBカリャリで今季公式戦26得点を挙げ、1部昇格に貢献したFWラパドゥーラがチームに合流の予定。「彼は得点を量産している素晴らしい贈り物。チームに多くのものを加えてくれる」と期待した。

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