新潟・ダニーロ　1次リーグ突破へ得点に絡む仕事を

得点に絡む仕事を誓ったダニーロ
Photo By スポニチ

　J1新潟は18日、ルヴァン杯1次リーグ最終節をアウェーで鹿島と対戦する。1次リーグD組の新潟は現在3位。2位の鹿島に勝てば順位が入れ替わる。各組2位のうちの上位3チームに入れば1次リーグ突破の可能性も出てくるだけに、勝利が絶対条件。ここ2戦で得点に絡んでいるMFダニーロ・ゴメス（24）は、3戦連続の活躍でチームを勝利に導く。

　気温の上昇とともにダニーロのコンディションもメンタルもグングン上がってきた。「ここからもっと良くなっていく」と確かな手応えを感じている。

　7日の天皇杯2回戦のレイラック滋賀戦（○1―0）で来日初ゴールを決めると、11日の京都戦（●1―3）ではDF新井の今季初ゴールをアシスト。今節では公式戦3戦連続で得点に絡むことを狙う。「うまくいくように準備はしている。次もゴールやアシストでチームの勝利に貢献したい」と意気込んでいる。

　来日から約半年が経過し、チームになじんできた。「最初は何でミスしているのか、何が悪いのかを直していくことに苦労したけど、いまはチームメートとコミュニケーションも取れているし、どのタイミングがいいのかを要求し合えるようになった」と連係にも手応えを感じている。チームメートからも「どんどん（シュートを）打っていけと言われているので積極的に狙いたい。これまで迷い過ぎてシュートのタイミングが遅れていたけど、迷いなく打ちたい」とより攻撃的に仕掛けていく。

　日本語も徐々に理解している。「SBの選手が後ろから右とか左とか言ってくれて分かりやすい。最近覚えた日本語は“タマゴ”。オレンジカフェ（チーム食堂）で“タマゴ、ニ（2）”って言っているよ」と日本語で注文できるようになったという。

　24日のアウェー柏戦からリーグの後半戦も始まる。「後半戦で5ゴールを決めたいと目標を立てたので、まずは5ゴール。まずは鹿島戦でしっかり結果を出したい」と後半戦に向けて、今節からギアを上げていく。