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2戦連発の鎌田はリーグ戦2桁得点に照準 去就に関しては「ある程度は決めている」

[ 2023年5月21日 19:02 ]

ドイツ1部   アイントラハト・フランクフルト2―2シャルケ ( 2023年5月20日    ドイツ・ゲルゼンキルヘン )

Eフランクフルトの鎌田大地(ロイター)

 EフランクフルトのMF鎌田大地(26)が敵地で行われたシャルケ戦で2戦連発となる今季リーグ戦9点目を決めた。0―1の前半21分に右からの折り返しをファーサイドで受け、ペナルティーエリアの外から右足を振り抜いてゴール左に同点弾を叩き込んだ。

 一時はEフランクフルトが勝ち越した試合は終盤の失点で2―2の引き分けに終わったが、鎌田自身はW杯後に続いていた不振を完全に脱して最近の公式戦4試合で3得点1アシスト。「難しい期間もあったが、自分が取り組み続けてきたから、今またこういう状態にある」と手応えを口にした。

 ACミランが有力候補と報じられている移籍先に関しては、具体的なクラブ名には言及しなかったものの「とっくの前にある程度は決めている」と自身の中で方向性が固まっていることを認める発言。契約満了で今季限りでのEフランクフルト退団が決まり、移籍市場で注目を集める存在となったことには「日本の小さなクラブからヨーロッパに出てきて、有名な強化部長や監督に“欲しい”と言ってもらったり、興味を持ってもらうのは選手としてうれしい部分。フランクフルトで4年間やってきたことは客観的に見ても、いい仕事だったと思う。いい結果も残せたので妥当かな」と胸を張った。

 27日の最終節フライブルク戦に向けては「1点取れたら2桁になる」とリーグ戦10点目に照準。6月3日にはライプチヒとのドイツ杯決勝も控え、残り2試合で有終のゴールと勝利を目指す。

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