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広島―札幌戦でノーゴールは誤審と発表 0―0の試合結果は変わらず

[ 2023年2月23日 04:50 ]

札幌戦の後半、ヘディングシュートを放つ広島・川村(8)
Photo By 共同

 日本サッカー協会審判委員会の扇谷健司委員長が22日、開幕節の広島―札幌戦(18日)で誤審があったと公表した。

 問題となったのは後半29分に広島MF川村のシュートを札幌GK菅野がゴールライン際で蹴り返した場面。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の末にゴールが認められなかったが、ボールはゴールラインを越えており「ボールとポストの間に芝生が見える。VARの責任として決断してほしかった」と説明した。

 両クラブにも経緯を説明して謝罪したが、0―0の試合結果は変わらない。審判への処分はないが、再指導で再発防止を図る考えだ。

 ≪札幌のGK菅野 再発防止お願い≫誤審公表を受け、札幌のGK菅野が自身のインスタグラムで言及。試合後に誤審を発表したことについて、「私自身も気持ち悪さが残りますし、逆の立場であれば消化しきれない気持ちになることは痛いほど理解できます」と心情を吐露。その上で「今後このようなミスが起きることがないようにと願うばかりです」と記した。

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