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リバプール “NEXT三笘”中村敬斗に熱視線!今季11G6A、移籍金高騰前に獲得あるぞ

[ 2023年2月2日 05:15 ]

LASKリンツの中村敬斗(提供写真)
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 英紙リバプール・エコーは31日、プレミアリーグのリバプールが「ネクスト三笘」獲得のチャンスがあると報じた。オーストリア1部LASKのMF中村敬斗(22)に関し、リバプールがブライトンとともにスカウトを派遣してプレーを確認していると指摘。今季公式戦18試合で11得点6アシストと活躍している日本人アタッカーをブライトンの日本代表MF三笘薫(25)に続く有望株と位置付け、獲得するように提言した。

 G大阪からオランダ1部トウェンテなどを経て21年夏に加入したLASKで2季目を迎えている中村は、三笘と同じく左サイドを主戦場に活躍。ここまで3位と好調なチームを引っ張る存在となり、1月の移籍市場では伊東純也所属のフランス1部スタッド・ランスが獲得に乗り出すなど注目度が増している。

 同紙は中村が今季記録している83回の攻撃関与とシュート50本、ドリブル成功34回はいずれもリーグ最多と紹介。90分あたりのドリブル成功が昨季の0・7回から3倍超の2・3回となったことにも触れ「柔軟性があって前線や攻撃的MFの経験もある。移籍金が高騰する前に獲得できれば、クロップ監督が今後何年か必要とする役割を担わせることが可能かも」と指摘した。

 移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」によれば、中村の市場価値は400万ユーロ(約5億7000万円)まで上昇しているが、ブライトンが三笘に設定した移籍金5000万ポンド(約80億円)と比較すれば格安。今季公式戦3度の対戦でDFラインを再三破られた天敵・三笘に続く新星の争奪戦でリバプールの動向に注目だ。

 ◇中村 敬斗(なかむら・けいと)2000年(平12)7月28日生まれ、千葉県我孫子市出身22歳。三菱養和ユース所属の17年にU―17W杯に出場してホンジュラス戦でのハットトリックを含めて4得点。18年にG大阪入り。19年夏にトウェンテに期限付き移籍してオランダ1部開幕戦でデビュー弾。ベルギー1部シントトロイデン、オーストリア2部FCジュニアーズを経て21年夏にLASK加入。1メートル80、75キロ。利き足は右。

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