エムバペが6部相手に5得点　W杯決勝以来のハットに「我々のレベルでプレーすることでリスペクト示した」

フランス杯10回戦   パリ・サンジェルマン7―0ペイドゥカッセル （ 2023年1月23日    フランス・ランス ）

エムバペ（AP）
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　パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ（24）がクラブの公式戦最多記録となる5得点の活躍でフランス杯16強入りに貢献した。

　アマチュアの6部ペイドゥカッセルを相手に前半29分、左からの折り返しに右足を合わせて先制ゴール。ブラジル代表ネイマールのゴールで2―0とした直後の同34分には飛び出してきた相手GKの頭上を越えるループ弾で加点し、同40分にもシュートコースに体を投げ出してきたGKに左足でボールを浮かせてアルゼンチンとのW杯決勝以来（22年12月18日）となるハットトリックを11分で達成した。

　4―0で迎えた後半に入ってもエムバペの勢いは衰えず、11分と34分にも追加点。アマ選手相手にも容赦なく力の差を見せつけ「我々のレベルでプレーすることで彼らへのリスペクトを示した。結果にはとても満足している」と振り返った。さらに「彼らと我々にとっても素晴らしい機会。我々も過ごしたアマ時代を思い出させてくれた。たとえ1試合限りとしても、こういうつながりを持つことは大事なんだ」と続けた。

　パリSGはアルゼンチン代表FWメッシを休ませ、控え組も起用したとはいえ、元スペイン代表DFセルヒオラモスやコスタリカ代表GKナバスも出場。豪華な顔ぶれで格下クラブにも敬意を払った。