J1京都の新主将はクラブ史上最年少！　21歳MF川崎颯太が「やるなら僕しかいないかなと（笑い）」

約250人のサポーターを背にイレブンに指示を出す京都・チョウ貴裁監督（左）
Photo By スポニチ

　京都が7日、新年のスタートを切った。新主将にはクラブ史上最年少で22歳シーズンを迎えるU21日本代表のMF川崎颯太が就いた。これまでの最年少だった08年・佐藤勇人の26歳シーズンを大幅に更新した。

　かつて森保一、三浦知良らが歴任したサンガのリーダー。昨年J1初ゴールを飾ったホープに白羽の矢が立った。「やるなら僕しかいないかなと（笑い）。（現在）21歳だからこそ、京都に足りないところを埋めていけるように」と理想像を描く。

　発奮材料もある。昨年末に行われたバスケットのウインターカップで、妹・楓佳の所属する岐阜女子を現地で応援。見事4強入りを果たし「負けられないなと思いました」と刺激を得た。来年はパリ五輪イヤーでもあり、W杯に続いて「サッカーで京都を、日本を熱くするチャンス」と闘志。チョウ貴裁監督の「肩書がつくことで新しい視野が生まれ、人間的な幅が広がる」という期待に応える。