神村学園　福田師王が決勝弾！前回王者・青森山田下して4強「歴史を変えようと…」

全国高校サッカー選手権　準々決勝   神村学園2―1青森山田 （ 2023年1月4日    等々力 ）

＜青森山田・神村学園＞後半、ゴールを決め喜ぶ神村学園・福田（撮影・西尾　大助）
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　神村学園（鹿児島）が前回王者・青森山田（青森）に逆転勝ちした。

　後半20分に逆転ゴールを決めた大会注目のストライカー・福田師王（3年）は「最初から狙っていたのでこぼれてきて本当に良かった」と大会2ゴール目に安堵。FW西丸道人（みんと、2年）が放ったシュートのこぼれ球をゴール前で左足を伸ばしネットを揺らした。

　前半34分に先制されるも後半16分、西丸に生まれた同点弾もロングパスを頭で落としアシスト。1ゴール1アシストの活躍で王者を撃破した。

　「みんな自信がついたと思う。試合前から歴史を変えようとみんなで意気込んでいたので変えられて良かった」。

　ベスト4入りを果たしついに目標だった国立のピッチに立つ。

　「あこがれている舞台ですしそこで点を取れるか取れないかで変わってくると思う。絶対に点を決めてチームの勝利に貢献したい」。

　リスペクトする同郷の大迫勇也（神戸）が持つ大会得点記録「10」を目指している。「まだ2点。得点王も狙っている。あと8点取れます。爆発します」。規格外のストライカーが国立で貪欲にゴールを狙う。