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森保監督「日本に不可能はないという信念を持ち、挑戦したい」 次回26年W杯まで異例の長期契約

[ 2022年12月28日 18:04 ]

<SAMURAI BLUE 監督就任記者会見>笑顔を見せる森保監督(撮影・河野 光希)
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 日本サッカー協会は28日、都内のホテルで会見を開き、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表をベスト16に導いた森保一監督(54)の続投を正式発表した。期間は26年W杯までの異例の長期契約となった。

 森保監督は「2026年のワールドカップに向けて日本代表の監督を命じていただきました。日本代表の監督をもう1度続けていくということにおきましては、非常に光栄な気持ちと、ミッションに向けての難しさ、責任の重さを考えると身の引き締まる思いでいます。次のワールドカップに向けて、まだ見ぬ新しい景色を見るために向かう道のりではありますが、一戦一戦、結果に覚悟を持って挑戦していきたいと思います。そして我々の活動が多くのみなさまに支えられているという感謝の気持ちを持ち、日本人の誇りと、そして日本人である喜びをもって、職責をまっとうしたいと思います」と決意を示した。

 「これから先の活動においては、これまで以上の難しさがあると思います。我々はこれまでの日本サッカーの歴史の積み上げを生かしつつ、これから次のワールドカップに向けても確実に積み上げをしていけるよう、時代の変化に対応しながら勇気をもって挑戦し続け、選手の価値、日本サッカーの価値、スポーツの価値をあげていけるよう、全力を尽くしたいと思います」と森保監督。「間違いなく、これから先の道のりは厳しく、険しい道のりとなると思います。しかしながら、普及、育成、Jリーグのみなさん、関係者のサッカーファミリーの力、サポーターの力、国民のみなさんの力をお借りすれば、必ずすべての困難は乗り越えていけると思っております。日本に不可能はないという信念を持ち、挑戦したいと思いますので、みなさんの一丸、応援、共闘をよろしくお願いいたします」と力強く語った。

 W杯本大会で指揮を執った日本代表監督が続投するのは初。来年3月の親善試合が第2次森保政権の初陣となる。26年W杯米国・メキシコ・カナダ大会に向けて新たな一歩を踏み出すことになる。

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2022年12月28日のニュース