日本代表FW水沼宏太　韓国戦での“親子2代”代表初ゴールへ意欲「良い結果がついてきたらうれしい」

7月19日の香港戦での水沼
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　E―1選手権に出場している男子の日本代表FW水沼宏太（32）が26日、親子2代で韓国戦での代表初ゴールに意欲を示した。プロ15年目にして、今大会でA代表初招集。父は国際Aマッチ32試合7得点を記録した貴史氏で、初戦の香港戦ではJリーグ発足後の93年以降では初となる親子出場を達成した。

　水沼はこの日、勝てば13年大会以来2度目の優勝となる27日の最終戦の韓国戦に向けオンラインで対応。父が84年の日韓戦でA代表初ゴールを挙げたことを聞かされると、「その情報は今知りました」とびっくりした表情をうかべながらも、「父も国を背負って戦ってきて、そういうゴールを挙げたということで、やっぱり父凄いなと思いますけど、自分は自分として戦っているところもある。その巡り合わせというか、次が韓国戦なんで、自分自身も結果を残したいという気持ちもありますし、とにかく、攻撃の選手なのでゴールを目指して、良い結果がついてきたらうれしいな思います」と意気込んだ。

　第2戦の中国戦は0―0に終わり、引いた相手を最後まで崩せなかったチームには批判が浴びせられた。ライバル対決となる日韓は絶対に負けられない一戦となるが、水沼は「僕自身はそんなにプレッシャーは感じていません」ときっぱり。W杯本大会に向け国内でのラストマッチとなる一戦へ、「今年あるW杯の直前に呼んでもらって、間違いなくチャンスが開けたと思っています。絶対に出たいなという気持ちにもなりましたが、このチームで結果を残さないと先につながらない。結果を出すために、自分ひとりでは何もできないですけど、チームが一つになればきっと良い結果は付いてくると思うので、僕自身もできることは全てやりたいなと思います」と力を込めた。