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なでしこ E―1選手権連覇!池田監督就任後初タイトル「1試合1試合成長してくれた」

[ 2022年7月26日 21:11 ]

E―1選手権(女子)   日本0ー0中国 ( 2022年7月26日    カシマ )

Eー1を連覇して笑顔でファンに手を振る清水(中央)らなでしこジャパン(撮影・白鳥 佳樹)
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 FIFAランキング13位の女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、第3戦で同16位の中国に0―0で引き分け、2勝1分けの勝ち点7で優勝を決めた。前回19年大会に続いて2連覇を達成。昨年10月に就任した池田太監督(51)は同代表での初タイトルとなった。

 前半から積極的に仕掛けた。11分、相手のトラップが大きくなったところをFW千葉がかっさらい、最後はMF宮沢がシュート。21分にはMF長野が右足でゴールを脅かした。猛攻は後半も続き、6分にはFW植木のミドルシュートがゴールバーをたたいた。

 来年7月20日に開幕するW杯まで1年を切った。6月の欧州遠征では前線からの連動したプレスを武器に、セルビアとフィンランドを圧倒。手応えとともにチーム作りは次の段階に進んだ。そんな中、今大会はチーム力の底上げが一つのテーマだった。

 MF中嶋とDF林香を初招集し、出場試合数の少ない千葉らを積極的に起用した。池田監督は「いろいろな組み合わせや新しく(代表に)入ってきた選手を見られれば」と意図を説明。決定力不足やインテンシティーなど課題はまだ多いが、「育てながら勝つ」を実践し、目指していた優勝をチーム一丸でもぎ取った。

 ▼池田太監督 選手たちが1試合1試合成長してくれましたし、いろんな選手がピッチの中で躍動してくれたので成果ある大会でした。もちろんもっともっと成長していきたいと思いますけども、今日こういう大会というところでしっかり表彰台にのぼれるという喜びも選手たちにしっかり伝えたい。

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