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横浜FC・四方田監督 仙台、新潟との上位対決へ「重要な2試合になると非常に強く認識」

[ 2022年6月17日 16:19 ]

 J2で3位につける横浜FCの四方田修平監督(49)が17日、アウェー仙台戦(18日、ユアスタ)を前にオンライン取材に応じた。

 後半戦スタートの一戦は2位の仙台との上位対決。26日には首位の新潟戦が控え、J1昇格への正念場が続く格好となる。「重要な2試合になると非常に強く認識しています」と指揮官。リーグトップに立つ「38」の得点数を誇る仙台について「非常に組織的でしっかりとした安定感のあるチーム。前線にタレントがいるので、そこを中心とした個やグループの突破力が高く、得点が非常に多いところが武器になっている」と分析し、「名前を挙げるとしたら遠藤(康)選手ですとか、前回対戦でやられた氣田(亮真)選手にいい仕事をさせないようにしたい」と警戒する選手を名指しした。

 チームは開幕から13試合負けなしで首位を独走していたが、中盤以降は相手の対策にも苦しんで首位から後退した。指揮官は前半戦の戦いについて、「攻守にアグレッシブに行くというところで、開幕から怖がらずに思い切ったプレーがどんどん出て、結果も非常に良かった。そういう前半の最初の10試合だった。その後、相手にそこを抑えられるというか、守備的に戦われる中で、なかなかうまく崩せないことが増えてきた。元々守備に関しては勝っているゲームも含めて比較的課題は多かったですけど、それと向き合った残り10試合だった。なかなか勝ち点には結びつかなかったが、チームが成長する上では非常に大事な時期だった」と総括した。

 その上で、巻き返しを図る後半戦に向けて、ポイントになる部分を明示。「やり方で相手を勝るのではなくて、中身のところでいかに一人一人の選手が対峙(たいじ)する相手に対して打ち勝っていけるのかどうか。そこを上げていかないといけない。あとは守備と攻撃のバランスのところで、同時に穴無くやりたいことをやっていくことが大事」と個の気迫と攻守にバランスの取れた戦い方をカギに掲げた。

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2022年6月17日のニュース