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セルティック2季ぶりV王手!前田&古橋 日本人FWそろい踏み2発で逆転勝ち貢献

[ 2022年5月7日 21:50 ]

スコットランド1部第36節   セルティック4―1ハーツ ( 2022年5月7日 )

セルティックFW古橋とFW前田(左)(ロイター)

 スコットランド1部首位のセルティックが7日、本拠でのハーツ戦に4―1で勝利。FW前田大然(24)が0―1とリードされた前半30分に今季6点目で同点に追いつくと、7分後にはFW古橋亨梧(27)が今季10点目となる逆転ゴールを決め勝利に貢献。チームは2季ぶりの王座奪還へ王手をかけ、あす8日にも優勝が決まる可能性が出てきた。

 前節2位レンジャーズとの直接対決に引き分けたチームは、この日もFW前田とFW古橋の2人がそろって先発出場。レンジャーズ戦では先発したMF旗手はベンチからのスタートとなった。

 試合は開始3分に失点するもFW前田が前半30分に同点弾。敵陣をドリブル突破で切り裂いたFWジョタからのグラウンダーのクロスを右足で押し込み、4月9日セント・ジョンストン戦以来3試合ぶりのゴールを決めた。

 勢いに乗るチームは7分後に逆転に成功。FW古橋がFWジョタからの頭での折り返しにゴール前に飛び込み、相手選手と競り合いながらも頭で合わせゴールイン。4月24日のロス・カウンティ戦以来2試合ぶりの一発は、移籍初年度にして2桁得点に到達する今季10点目となった。

 FW古橋とFW前田は後半20分頃にほぼ同じタイミングで途中交代。また、MF旗手はこのタイミングでMFターンブルに代わって途中出場。終盤には惜しいシュートを放つ場面もあったが無得点に終わった。

 チームはその後2点を追加し、4―1で試合終了。勝ち点を89に伸ばし、暫定ながら2位レンジャーズとの勝ち点差を9に広げた。8日のレンジャーズ対ダンディーU戦でレンジャーズが引き分け以下に終わると2季ぶりの優勝が確定。セルティックは、仮にレンジャーズが今節勝利しても残り2節で勝ち点1以上を獲得すれば自力での優勝が決められる“圧倒的有利な状況”となった。

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