バルセロナ　初の同一シーズンでホーム公式戦3連敗　レアルは30日にも35回目の優勝が決定

ラヨ・バリェカノに0―1で敗れたバルセロナ（AP）
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　サッカーのスペイン1部で2位バルセロナが24日、未消化だったラヨ・バリェカノ戦に0―1で敗れ、首位レアル・マドリードが優勝まで目前に迫った。残り5試合で勝ち点1を加えれば、リーグ史上最多を更新する35回目の優勝が決まる。早ければ次節30日のエスパニョール戦で2季ぶりに王座を奪回することになる。

　バルセロナは開始7分に先制を許すと、ボール保持率71―29％、シュート数18―3本と14位の格下を圧倒しながら逸機が続いて競り負けた。アイントラハト・フランクフルトに2―3で敗れた14日の欧州リーグ準々決勝第2戦からホームでは屈辱の3連敗。同一シーズンにホームの公式戦で3試合続けて敗れるのはクラブ史上初の屈辱となった。リーグ戦も最近3試合で1勝2敗と失速。優勝争いで宿敵をアシストする形となり、MFブスケツ主将は「ホームで苦戦が続いている。早い時間帯にゴールを許しては巻き返しが困難になる。悪循環だ」と指摘。シャビ監督は「まだ欧州チャンピオンズリーグ出場圏にいるが、自分たちで状況を難しくしている」と嘆いた。