C大阪　新戦力トリオが3発に絡む活躍でダービー制す　中原決勝ゴールだ上門1ゴール＆鈴木1アシスト

ルヴァン杯1次リーグ第1節   C大阪3ー2G大阪 （ 2022年2月23日    パナスタ ）

＜G大阪―C大阪＞後半、決勝ゴールを決め、喜ぶC大阪・中原＝パナスタ
Photo By 共同

　1次リーグが開幕し、A組のC大阪はG大阪に3―2で勝利した。J2山形から今季加入したMF中原輝（ひかる、25）が決勝点に1アシストの活躍を見せた。

　伝統の大阪ダービーで、名前の通り輝いた。中原は「早い段階で得点できて勝利につながったのはうれしく思います」と喜んだ。移籍後初先発で決勝点に1アシスト。今季公式戦初勝利に貢献した。

　まずは1点リードの前半41分だ。粘り強いキープからゴール前へクロス。上門のゴールをアシストした。真骨頂は2―2の後半39分。左サイドを崩した新井のクロスに左足で決勝弾を叩き込んだ。

　昨オフに海外移籍した坂元と同じJ2山形から加入。レフティー独特のボールタッチや縦の突破力はひけを取らない。「独特なダービーの雰囲気の中で力を発揮するのは簡単じゃないけど、これくらいのパフォーマンスは予想していた」と小菊監督。同じく新加入で1得点の上門や1アシストの鈴木らに高い評価を与えた。

　大久保の引退など主力が抜けただけに、新顔の活躍は頼もしい。昨年は決勝戦で敗れて準優勝。「もう一度あの舞台に戻りたい」と指揮官。2年連続のファイナルへ大きな力が加わった。