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森保ジャパン 11日ベトナム戦、鬼門「連戦の初戦」突破へ 大迫&大然がゴール宣言!

[ 2021年11月9日 05:30 ]

練習で笑顔を見せる(手前左から)前田、大迫、長友、権田、柴崎(C)JFA
Photo By 提供写真

 日本代表は8日、W杯アジア最終予選ベトナム戦に向け、ベトナム・ハノイで練習を開始した。初日は7日夜に現地入りした5人でトレーニング。日本は9、10月と続けて初戦を落としており、“鬼門”突破へJで好調のFW大迫勇也(31)とFW前田大然(24)の1トップ候補がゴールを約束した。他の代表は9日午前までに入国し、午後の練習で勢ぞろいする。

 三度目の正直へ、1トップ候補の2人がゴールを奪う決意を示した。エースの大迫は「ゴールでチームを勝たせられるようにしたい」と宣言。スーパーサブとしての起用が見込まれ、初のW杯予選に臨む前田は「出た時にはしっかりゴールを取るのを心掛けている。ゴールが取れればいい」と意気込んだ。

 9月はオマーン、10月はサウジアラビアと連戦の初戦に敗れ、7大会連続W杯出場に暗雲が垂れ込めた。「コンディション、試合の入り方を含め考え直さないといけないが、個々で危機感を持っている」と大迫。失敗を繰り返さないよう、7日に成田空港から同便で現地入りした権田、長友、柴崎を含めた5人で「初戦が大事」と確認し合ったという。

 大迫は6日のリーグ戦で復帰後初先発&決勝点を挙げ、前田はハットトリックを達成。ともに弾みをつけて決戦の地に乗り込んだ。欧州組はオランダからのチャーター機で、試合2日前の9日午前までに到着するが、国内組は移動時間も時差も少なく、コンディションに不安はない。大迫は「脚は全く問題ない」とフル出場にも意欲を示した。

 日本は過去4戦で3得点と、グループ最低の得点数で4位に沈む。ベトナムは前田がU―21代表で出場した18年のアジア大会で日本を破るなど、近年力を付けているが、B組最下位。勝利は最低条件だ。「2試合で絶対勝ち点6を取らないといけない。初戦に一番フォーカスして勝ち点3を取りたい」と大迫。今度こそ半端ない気迫で、力を見せつける。

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2021年11月9日のニュース