メッシ、涙のバルサ退団発表　「愛するクラブに残りたかった」

会見中に顔を覆うメッシ（AP）
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　バルセロナ退団が発表されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（34）が8日、本拠カンプノウで記者会見を行った。家族やチームメートが見守る中で涙を浮かべ「愛するクラブに残りたかったので非常に悲しい。このような形で別れを告げるとは」と漏らした。

　6月末の契約満了後も年俸半減を受け入れて5年契約を結ぶと報じられていたが、クラブが年俸総額を制限するサラリーキャップをクリアできなかった。クラブから再契約断念を告げられ「凍りついた。バケツで冷水を浴びせられたよう」と振り返った。それでも「体が許す限り、プレーを続ける」と現役続行に意欲。移籍先の有力候補に挙げられるパリSGに関しては「一つの可能性」と話すにとどめたが、フランス紙レキップは9日にメッシがパリで身体検査を受けると報じている。