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鹿島 後半戦巻き返しへ白星スタート!犬飼、自身初の1試合2発で逆転勝ち

[ 2021年8月9日 22:42 ]

明治安田生命J1リーグ第23節   湘南1―2鹿島 ( 2021年8月9日    レモンガススタジアム平塚 )

<湘南・鹿島>試合終了直前、勝ち越しゴールを決めて祝福される鹿島・犬飼(右)(撮影・久冨木 修)
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 鹿島が敵地で湘南に2―1で逆転勝ち。2週間の中断を挟み、後半戦の大事な初戦を飾った。DF犬飼智也(28)が、自身初の1試合2発と躍動。後半途中にはポルトガル1部ポルティモネンセから完全移籍したDF安西幸輝(26)が、2年ぶりJリーグ復帰を果たすなど、最終ラインに厚みが増してきた。

 苦しみながらも、後半戦初戦を飾った。1点を追う後半29分、敵陣中央でボールを受けた犬飼が右足を一閃(いっせん)。風に乗ったボールはバーに直撃するも、相手GK谷の腕に当たって戻される形で同点のネットを揺らした。試合終了間際には左CKを頭で合わせて勝ち越すなど、自身初の1試合2発にも「なかなか崩せないシーンもあった。粘り強くやった結果だが、もっともっと上手くできる」と慢心はない。

 後半途中には、DF安西が右サイドバックで出場。「コンディションはまだまだ」と振り返ったが、果敢にクロスを上げるなど積極的に攻撃参加してみせた。昨季まで元日本代表DF内田篤人氏が背負った背番号2を受け継いだ安西は「篤人君からもらった番号なので、覚悟を持ってピッチに立ちたいと思った。本当に鹿島のクラブで育ててもらい、これから鹿島のために勝利と恩返しがしたい」と、後半戦での巻き返しを誓った。

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2021年8月9日のニュース