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バルサの「未来」と言われた男が手押し車に悶絶 神戸サンペールの罰ゲームにサポも拍手喝采

[ 2021年7月10日 17:17 ]

必死の形相で手押し車をする神戸サンペール(手前)
Photo By スポニチ

 神戸のMFセルジ・サンペール(26)が、必死の形相を浮かべながら手押し車で前進した。

 10日に神戸市西区で練習が行われ、ファンクラブ会員やメディアに公開された。約1時間30分のメニューが組まれ、最後は3チームに分かれて6対6のミニゲームを実施。サンペールらが入った黄色ビブスのチームが敗れ、罰ゲームとして約50メートルの手押し車が命じられた。

 主力として試合に出続けている疲労などが考慮され、三浦監督から回避を提案されたが、男気を見せたサンペールは敢行。かつてスペイン1部バルセロナで将来を嘱望された司令塔は、苦悶(くもん)の表情を浮かべながらもしっかりとやり切り、最後はチームメートやサポーターから拍手を浴びた。

 練習後にはMF郷家やDF小林と話し込むなどチームに溶け込んでいる背番号6は、ここまでリーグ戦20試合のうち17試合に出場。現在は中盤の底から長短のパスを繰り出し、代えの利かない存在となっている。

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2021年7月10日のニュース